二代目 中村錦之助襲名披露 夜の部 | うさ吉のきままダイアリー

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お芝居を観たり、おいしいものを食べたり、旅行したり、、、の感想を書き留めておく日記。そんなところ。

3B席にて。


襲名披露口上の人数の多さにびっくり!全員で23名でした。梅玉さんはいつもさりげなくおかしいことをお話されてくすっとします。

夜の部の襲名披露狂言は「角力場」。ほうほぅ、こんな話でしたか。2003年1月の国立で一度見ただけなので新鮮に見ました。どうやらこのときも与五郎は信二郎さん、でなくて新錦之助さんだったようです(記憶にないけど。。)。濡髪に惚れぬいちゃってる与五郎ぼんぼん、とぼけたことしても許しちゃうっていうかわいい人でした。もう一役の放駒、ちょこちょこした動きがいかにもまだ小者、ゆったりと貫禄のある濡髪との対比がおもしろい、のだけど富十郎さん、私が見た日はまだセリフがしっかり入ってなく間があいてテンポが悪くどうもう気が抜けてしまいました。襲名披露狂言だけに残念でした。

ニザさんの実盛、実に男前で爽やか、でも太郎吉が一間をのぞくのとめてなでなでするところはおじぃちゃんの顔がでていたようでした。うれしそう。

勘三郎さんの宗五郎、妹を殺された悔しさが伝わってじーんときました、魚屋宗五郎でじーんときたのははじめてかも。でもあんまり黙阿弥っぽくはなかったかなぁとも思ったり。